薄毛・抜け毛の原因

抜け毛・薄毛の4大原因

(1)男性ホルモン（テストステロン）

男性ホルモンは『5α－還元酵素』という変換酵素と結合すると『デヒドロテストステロン（DHT)』という脱毛ホルモンに変換されます。このDHTが髪の毛の元である毛母細胞の分裂を妨害します。

その結果、髪の毛はしっかりと成長しないまま細い髪の毛となり早く抜け落ちてしまうため、抜け毛・薄毛を引き起こします。

対策としては「プロペシアの服用、ミノキシジル系育毛剤の使用によるDHT生成の阻止」「ホホバオイルによる過酸化脂質の除去」が挙げられます。

(2)血行不良

頭皮や毛根に栄養分を運んでいるのは毛細血管を流れる血液です。そのため、血行が悪いと髪の毛に養分が行き渡りません。

頭皮の血行が悪くなる原因としては「肩こり」「喫煙」「ストレス」等があり、対策として「マッサージ」「禁煙」「サプリメント」等が挙げられます。

(3)遺伝

これは(1)の男性ホルモンと繋がりますが、男性ホルモンの量自体はそれほど個人差はなく『5α－還元酵素の量と影響力』によって差が出る事になります。

これは遺伝によるところも多いようです。と言っても(4)のような生活習慣によってもやはり差が出てくるので、「遺伝だから」と諦めることはありません。

(4)生活習慣

・タバコ
タバコは毛細血管を収縮させるために、髪の毛に十分な養分を渡せません（(2)参照）。「禁煙」をおすすめします。

・アルコール
食べ物に含まれる髪の毛の栄養は、肝臓で吸収します。アルコールの過剰な摂取はこの働きを妨害してしまいます。

・睡眠
髪は皮膚と同じように細胞です。細胞は夜眠っている時間に一番成長するため、睡眠不足は髪の毛の大敵です。

・食生活
油や脂肪の多い食事ばかりだと栄養が偏ります。ミネラル・ビタミンなどバランスの取れた食生活を心がけましょう。また、髪はタンパク質ですので「タンパク質」の摂取も必要ですよ。

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